戦後64年の終戦記念日を迎えました。
たった64年前、この日本には戦争がありました。
戦争で亡くなった方達は、何を思って、何を守って、何を創ろうとその命を戦争に捧げたのでしょうか。
昨今、戦争を経験した事のない方達が、
意気高揚と、「他の国にナメられる」 そんな理由で強硬姿勢を取る姿勢には
本当にゲンナリします。
人を殴った痛みも、殴られる怖さも知らない政治家の方々が、
さも強気で発言をされるのはどんなモンなんでしょうか?
「ナメられる」そんな理由で、お互いの国の「プライド」というカードを出し切った時、
どうするんでしょうか?
「戦争を覚悟している国」 こそ、その「プライド」カード出しゲームに勝つ事が出来ます。
アメリカの様に。北朝鮮の様に。
本当に、60数年前、遠く太平洋の地、中国の地、沖縄の地、広島の地、
長崎の地、東京の地、日本各地で、命を落とした人々は、
この64年後の日本に何を求めているのでしょうか?
そして、今なお貴重な語り部として残られる戦争経験者の方々は今、何を望んでいるのでしょうか?
あの人達の意見こそ、日本国民が最も尊重せねばならない意見だと私は思います。
あの人達が、本当に「プライドカード」の出し引きゲームを求めているのでしょうか?
86歳の松原社長が、私が市議会選挙に当選した時に言いました。
「どんな事をしてもいい。チャレンジしてもいい。ただ、一つ。
戦争はダメ。本当にダメ。戦争に向かおうとする政策や政党だけは支援しないで。」
「本当に怖いものなのよ…戦争は。私は今でも言える。」
そう、言われました。
画像には、本当に目を背けたくなる画像を選びました。
ただ、これが現実だと思って載せました。
戦争によってこの国の為に亡くなられた方々へ、
感謝を持ってご冥福をお祈り致します。
今年で64回目の終戦記念日。
100年後も、200年後も、「終戦記念日」はこの日であって欲しいと願っています。
by naotsugu_notsu
| 2009-08-15 10:57