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若い議員の存在理由とは何か?

よく他の地方の若い議員の方々とお話をする時に、ふと疑問に想う事があります。

それは、「若いから何?」 って事です。

これは市民の多くの人にも言える事です。

「若いから慣習を破って、どんどん突破して欲しい」 
「若いチカラでどんどん市政を引っ張っていって」

よく言われます。

しかし、「若い議員」 がいるだけでは、何一つその街は変わりません。

今後数十年に渡って、この街の未来に責任を持っているであろう
多くの若い人達の意見や、提案を、また、その想いを、

救える、また届けれる仕組みや想いを、
この街の人達や、この街の行政が持っているか?という事なのです。


みんな、抜けてるんです。


僕は、今、若い議員が 「若い」 と胸を張っていうのであるならば、
このシステム作りからスタートさせるべきだと思っています。

はっきり言って、街の巨額な予算(みんなの税金)が使われる施策には、
未来にその責任を負うであろう、20~30代の意見は、微塵も入っていません。

そういった20~30代の「声」を 「恒久的に届けるシステム」 を創り上げる事こそが、
突破口を開いた自分の役目であり、若い議員の役割なのです。


はっきり言って、現在の市議会の様に全ての先輩議員さん方が、
「地域」 か「組織」 かの支援を受けています。
プラスアルファーで、自らのコネクションの中で票を積み上げ、当選しています。

僕の様に 「基礎票」 と言うモノが無い人が、議会議員になる事はこの狭い松江、
ガッチガッチの票が決まっている松江市で、イレギュラーに選挙に受かる事は、
とても難しいです。

私は幸運にも、イレギュラーな存在と、多く個人的なつながりの支援の中で
「運良く」 「当選」 出来た。

誰か一人のこんなイレギュラーな男を待つ松江では無く。

恒久的に、若い人達の声を現実のモノにしていく、システムがいる。

行政に都合良く、「市民の是」 の口実に取られる審議会の様なモノではなく、

現実的な予算と、現実的な施策提言、そして「実行力」 と、
この街に対して、「影響力」 を持つ 若い人達の 「大きな団体」 と 「システム」 がいる。

それの一つが 「青年会議」 設立の目的でした。

狙いは、「若い人達の団体」の「連合部隊」 です。


「シンポジウム」 「審議会」 など、様々な意見を聞き、学ぶ事は大切です。
しかし、結果的に 「何をやって行くか」 
結局、「見える事」 をしなきゃ、行動を起こさなきゃ、
市民の人達には、行政と一緒で 「若い人達が頑張ってるな」 と伝わらないわけです。

来年、色々と青年会議でも見える事をやって貰う必要があると思っています。

はっきり言って、このシステムさえ理想通り機能してくれれば、
「若い議員」などいらないのです。

議員は地域の人達の声をつぶさに聞く、「地域代表の市議会議員」 で
僕は良いと思っています。

このシステムを作り上げる事が出来たら、
僕は議員を辞めてもいいとすら思っています。

ゴミ収集しながら、松江100人委員会の一員として、
松江市をもっと良い街にして行く。
それでも構わない。そう思っています。

政治家になりたいから、このポジションにいるワケじゃない。
この街の為に何とかしたい。ずっと笑っていける街や未来を残したい。
その為に、今、何が必要で、何が出来て、何をすればいいのか。
出来る事、やれる事、見える事、
限られていると私は思っています。


青年会議は、たぶん、「通常」 でしたら、「行政に体の良い審議会・交流会」 の様な
「イロモノ」 で終わるでしょう。しかし、「イロモノ」 では終わらせない。
ここにしっかりと 権限と行政がフォローアップと政策立案して、政策財源を、
持ってくるようなシステムにする事が、「若い人達の声を聞く」事だと思っています。


ゆえに。

若い人達には、自分達の行動力とアイデアで出来て、
世代を超えた多くの松江市民の為になる事であるならば、
どんどん提案して欲しい。そう思います。


まあ、いずれにせよ。

来年、色々と新しい大きな仕掛けをまたして行きます。
by naotsugu_notsu | 2011-07-31 23:16

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