先日、とある年上の方と、お酒を飲んでいる時。
その年上の方が、
「最近、人生とは。 人とは。 旅とは。 を考えるようになった」
と、言っておられました。
よく、よく、話を聞くと、先日、初めて海外に行って、海外の文化に触れて、
いかに、 「世界」 が広いか、いかに 「自分」が小さいか、 いかに 「日本」が狭いか、
に、この年齢になって、初めて、気付いた、と。
俺は、それを聞いて、ただ、一言、「そうですね」 と答えました。
海外に行くと、まだ知らない文化に触れると、
自分の価値観の狭さ、小ささに、気付きます。
けどね。
ブラジル、エジプト、トルコ、イタリア、アメリカ、韓国、
少ない経験の中でも、
多種多様、宗教も違う、大陸も違う、様々な国へ行って思う事は。
「やはり 世界 は広い」 という事です。
「やはり、世界の中心は、自分自身」 という事です。
「この住んでいる松江も、”世界”」 だという事です。
俺らがまだ触れた事のない 「国」 「文化」 も まぎれもなく 「世界」。
けど、
自らの
「立っている場所」 「生きている場所」 「自分自身」
も、まぎれもなく 「世界」 なんです。
だから、と言って、
この「松江だけ」 「島根だけ」 を見てればいいか、住んでいればいいのか、
知っていればいいのか、
「自分自身」とだけ向き合っていればいいのか、
と言うと、俺はそれだけじゃ我慢なりません。
もっと、もっと、色々な国、色々な文化、
もっと、もっと、色々な人達に出会って、
もっと、もっと、自分の世界を、彩り豊かにして行きたい。、
もっと、もっと、自分の住んでいる場所を愛したい。
「旅」 っていうのは、
「外」に向かっていくパワーでもあるし、
「内」に向かっていくパワーでもあるような、気がします。
なんか、俺の中で、 「旅」 ってそういうモノ。
by naotsugu_notsu
| 2008-09-19 07:14