今、現在俗に言う 日本の 「ロックフェスティバル」 のひと夏の総動員数は、
全国6つの代表的なロックフェスティバルだけで、約50万人。
これに地方、様々なモノを入れると約70万~80万人もの人が
夏の野外音楽イベントに参加しているという事になります。
ちなみにこの数字には芸能人アーティストが行う野外コンサートは含まれません。
今、この「野外音楽フェス」は一大マーケットとして存在しています。
こんな話を今ここですれば、行政の人達は「それだけ需要があるんなら…」的に
安易に興味がそそられそうなモノなのですが、
残念な事にもう夏フェスは終わりの予兆を見せ始めています。
その原因はあまりにも夏に重なりすぎる事、そしてあまりにも内容が乏しい(fujirock fesは別)
アーティストがあまりにも似たりよったりする事にも理由があります。
そんなこんなで、松江でどうやったら出来るのか、今考えています。
今ある6大フェスの中に、自分がイメージする野外フェスティバルはありません。
基本は 「秋」 「10月」 「神在月」そして、若い人間と様々な年代の人達とのコミュニケーションの場になりえないか?
そんな事を考えています。
例えば、いや、本当に例えばですよ。
松江市総合運動公園を全て借りて、
メインスタジアムを音楽フェス(有料)に、
サブグランドは地元サッカーチーム対ゲストチームの試合、
テニスコートでは子供達が遊べるキッズパーク、
野球場では環境について考える野外環境フェスティバル、
フットサルコートではお年寄りの為の綾小路きみまろショー笑、
特設ステージではお年寄りの戦争体験を若い人間が聞くステージ、
松江市総合運動公園全体をデコレートするのは、松江で頑張る様々なアーティストのみんな。
その他もろもろ。みんなからのアイデアを募って。
単純な音楽だけの「夏フェス」でも「秋フェス」でもなくて、なんだろうか?
EXPO?万博?
運動公園全体をテーマパーク化出来ないかな~なんて思ってます。
音楽だけを若い人間が楽しむだけだったら、夏に広島まで行けばいい。
なんかもうそんなんじゃない気がします。
音楽も、音楽の関わり方も、今夏フェスに行ってる人達も新しい境地に行けたらいいなと思います。
もっともっと「様々なモノがあって音楽もある」って言う。
自分達の日々の暮らしの様な、日々の暮らしを発展させた野外フェスティバルがしたいですね。
これだったら、若い人間だけじゃなくて、小さい子供達も、
おじいちゃんおばあちゃんの笑顔も共存できるしね。
音楽は何でも共存できる。若い人間は何でも共存できる。
そんな事を提示するような 野外フェスティバルがしたいです。
様々な年代を超えて触れ合えば、
もっともっとこの街は様々な価値観が交差し合い、
もっともっと相乗効果が生まれる楽しい街になる気がしてます。
みんな。
もしこんな計画を立ちあげたらまた協力して下さい。
by naotsugu_notsu
| 2009-08-27 02:38