「政治が悪い」 「政治家が悪い」
もう誰かのせいにするのはやめにしませんか?
政治家を「投票」という一票で選らんだのは間違いなくみなさんです。
また投票に行かずに、立候補もせずに、今の現状を見過ごしていたのも間違いなくみなさんです。
「誰かのせい」にしても、結局傷つくのは皆さん自身なんです。
「誰かのせい」にしても、何一つ、本当に何一つも変わりません。
他の政治家の皆さんは、市民感情が怖いのか、分からないのか知りませんが、
政治家という職についたばかりの私だから言えるのでしょうけども、
もう、誰かが言わなくちゃいけません。
もしこの日本が「悪くなった」と思ったならば、それは皆さん一人一人の責任です。
自民党だの、民主党だの、政権だの、官僚だの、そんな見えないものじゃありません。
みんな、漠然としたモノに「責任」を押し付ける。それで納得した気になっている。
そんな無能な政治家を輩出した「みなさんの一票」が日本を悪くしたんです。
政治家は試験を受けてなれるワケじゃありません。みなさんの一票が無いとなれないんです。
いつまで行政や政治に「何か」をしてもらう事に慣れているのか?
なぜ「GIVE」だけなのか? なぜ「TAKE」を考えないのか?
旧来の政治家の様に、住民の「GIVE」を聞くのも結構。
ただ「GIVE」だけ聞く事のどこに発展性があるのか?
そんなみんなの小さな甘えがみんなの「社会的自立心」を失わせ、将来の借金に繋がっていく。
これから本当に少子高齢化の厳しい時代を迎えるのに未来に向けて借金を増やしている。
今の「GIVE」は、皆さんの老後や、子供、孫の時代に全部ツケが回ってくるんです。
自分の代で家に借金をたくさんして、その家の借金を子供や孫に背負わす事を誰がしますか?
それを皆さんはよく「馬鹿おやじ」と言いませんか?
「家」と「国・県・市などの行政」まずで規模が違ってボケているけれど、
今、やっている事はまったく一緒です。一人一人が「馬鹿おやじ」です。
私は松江市議会議員。この国がどうなんて大きい事は言いません。
松江市とは「行政」の言葉ではありません。
そこに住む「人」であり、みんなです。
松江市に何をして欲しいか?では無くて、松江市に何が出来るか?
自分が笑顔になりたいが為に何をして欲しいかでは無くて、
誰かの笑顔を作る為に何が出来るか?
松江市はたったわずか10年後に高齢化率28%、
20年後30年後には何パーセントになるか分からないという驚異の時代を迎えます。
絶対に助けあわなくてはいけない時代になる。
誰かの笑顔を作る事こそが、自分自身の笑顔を作る事に最も近道な時代になる。
今からその意識を高めなければ、急速に変わる時代に対応できません。
誰かの「GIVE」を上手に聞く政治家ではなく。
「TAKE」の意識を先導する政治家にならねばならないと思っています。
by naotsugu_notsu
| 2009-11-27 10:17