昨日はEQUALのスタジオ。
なんか、やっとこさ。
一人の「人間」として、音楽と向き合えてるっちゅーか。
音楽の、「お」の字ぐらいが見えた気がしました。
やっぱり、「音楽」は奥が深いですね。
A.M.Pの時代。20代は、音楽は、とても魅力的な「恋人」みたいなモノで。
EQUALの今、30代は、音楽は、ずっと離れない「夫婦」みたいなモノになった気がします。
20代の時は、「音楽」を振り向かせようと、必死で、必至で、アプローチしました。
それだけ、労力も使ったし、時間も使った。
10代と20代。。
それぐらいに音楽は、とても魅力的な「恋人」に映ったし、
「恋」同様、振られれば落ち込んだし、「恋」だけにそれしか見えなかった。
30代の今は、スタジオに入る時間は減ったけど、
20代の頃より、色々な音楽を聴くようになったし、今の方がより音楽を聴いてる気がする。
そして、一人の「人」としても、もっと回りが見えてる気がします。
「恋」のように、別れたり、振られたりする事はもうない。
「夫婦」のように、これからゆっくり、ゆっくり、良いモノを作り上げれれば良いな、と思います。
もう、大丈夫。
どこにいたって、何をしてたって、どんな形だって、音楽はそばにある。
ま、「夫婦」になったって、「離婚」っていうのもあるけどね。笑
「夫婦」になるために、
「恋」で、泣いた夜もあったし、眠れぬ夜も過ごしたし、
過ちも犯したし、見失う事もたくさんあった。
けど、一生懸命に向き合ってた。
「恋」があったからこそ、「夫婦」になれた、そう思います。
20代の頃に、5年かかって、作りあげたモノは、
30代の今になれば、10年、20年、かかるかもしれないけど、
たぶん、もっと不偏で、もっと愛する音楽が出来る。
そんな漠然とした、確信を得たスタジオでした。
by naotsugu_notsu
| 2008-08-30 19:54