ブログが長くなりました。ただ今回だけは読んで欲しいと思います。
私がいずれ来る 「厳しい時代」 とは下の図の様な事です。
65歳以上が
30%を超え
障害・生活保護など税金を支払えない方が松江で1万人を軽く超えます。
さらに当然0~18歳の学生は税金を支払えません。
残った人間が支払う税金だけで、この人達を養って行かなければならないのです。
※ ここで言う、「税金を支払える」「支払えない」は、
職業に就いて税を納めるという点でのみお話しています。
消費税等など全ての国民が等しくお支払頂くものは除いています。
今、現在は手厚い社会保障(医療や介護など)も全て皆さんの「税金」から出ています。
私達30代の人間や20代の人間には分からないかも知れませんが、
これがどれだけ大切で、助かっているかは、
介護の現場や高齢者・障害者福祉の現場にいる方々は本当に痛いほどよく分かっていると思います。
結論から言います。
私達が50代~60代になった時。
自分の親や奥さんの親、旦那さんの親が、
寝たきりになった時、痴呆になった時、献身的な介護が必要になった時。
今よりも、
「社会保障」は削られ、税金でサービスを受けていた分はすべて、
自らの力で行わなくてはいけません。
その生活は、「介護疲れ」という言葉がある様に、
今の社会保障がついてても、「介護疲れ」という言葉があるぐらいなのです。
より厳しい状況で介護をしなければならない私達はより厳しい現実が待っています。
核家族化が増え、私の回りも、私達夫婦も親元を離れて、ある意味「悠々自適」に暮らしています。
その私達が、20年後30年後に今のままでそういう現実に立ち向かえるでしょうか?
自分達、夫婦や子供との生活を優先し、親と暮らす事すらしない私達の世代が、
20年後30年後に、自らの両親、旦那さん奥さん方の両親の
汚物の処理から寝たきりの介護まで、果たして本当に出来るでしょうか?
「今」よりも、もっと「市」や「国」は絶対に何もしてくれません。
お金がないんです。上の様なグラフの状態になって税金が入ってくるワケないんです。
今の状態でも、医療・福祉・介護などに使う 「社会保障」は膨らみ、
税収以上の借金(国債の発行)をして、ごまかしてやっています。
こんな事があと20年も出来るワケがない。日本という国は「破産」します。
今、税金でやっているサービスは、すべて自分の手、自分のお金でやらないといけなくなります。
私達20代30代が今、直面している「日本の将来の現実」とは、こういう事なんです。
私がよくブログで書く
「今のままだと、自分の両親すら見殺しにする事になる」と言うのは、
こういう事なんです。
「政治に関心を持ってほしい」というのはこういう事なんです。
今、将来を見込した 「税金の使い方」=「投票」 を
20年後30年後に世代的に責任を背負う私達がしないと、
20年後30年後に 「何でこの国はこんなに借金を背負ってtるんだ」 と
気付いてもあとの祭りなんです。
そして、今から色々な世代の人や価値観に触れて、
他人を利する事こそが、回り回って自らも利する事だという価値観を定着させないといけません。
急に、「世の為、人の為に生きなさい」 と言ってもそれはストレスになるだけです。
しかし、昭和の時代はそれをストレスだと感じながらも
幸せを見つけていく人間としての力強さがあった。
私達の世代だってそれは出来ると思っています。
昭和の時代にあった、人と人との助けあい、家族の助けあい、地域の助けあい、
もう一度、私達の世代では復活させないといけません。
そういうモノを「面倒臭い」 と思う価値観が平成の時代にはあります。
しかし、私達の時代には昭和の価値観に似た「新しい価値観」を見つけなければなりません。
その価値観を先導して行く為に、私は様々なイベントしかけ、行動をしています。
分かって頂きたい。
今、同じ時代を生きる友人達や、同世代の人達には、生涯をかけて笑顔でいて頂きたい。
俺はみんなと生涯をかけて笑って過ごす為に、政治家を目指しました。
介護疲れで、人生を終えて欲しくない。
だからこそ、今、伝えたい事があるのです。
だからこそ、今から準備しなければならない事があるのです。
みなさんの愛する両親を、みなさんが苦痛に歪んだ顔で介護する現実を少しでも変えたいのです。
その為には、前途した様に、
今から税金の使い方を若い人達で考える事と、
みなさん自身がそういう苦境に立たされても、
光を、希望を見失わない強さを見につける事しかないのです。
今の50代60代の方にもお伝えしたい。
そういう過酷な状況で介護や福祉のサービスを受けるのは皆様方です。
皆様自身の為にも、皆様自身の子や孫の為にも、
出来るだけ、少しでも多くの「余力」を残してやって下さい。
そして、前途した様に若い人達が少しでも新しい価値観を見につけるような行動や状況に、
ご協力下さい。
私は、「若い人達が楽しむ」という単純な構想の最終目的は、
今の50代60代の方々を将来に救いたいという想いが一番にあるのです。
「人の価値観を自然に変えていく」 という途方もない事を、私は挑戦しようとしています。
もしこのブログを読んで、共感を覚えてくれたりする方がおられるのであれば、
どんな時でもいい。お酒の席でもいい。ヒマな時でもいい。
誰かにこういう現実を友人にもでも、家族にも伝えて下さい。
これが最も影響力のある伝播方法なのです。
20年後30年後、一人でも多くの人が笑う為に、私は私の信じる道を進みます。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。